【ブルーオーシャン戦略とは】『ズラシ戦略』から学んだ新しいビジネスのつくりかた【実績がなくても戦えます】

新しいビジネスに挑戦してみたいけど、ライバル多いし、今さらやっても遅いよな…。
どんなことを発信すれば、みんなに見てもらえるんだろう…?

かつての僕もこんな悩みを抱えていました。

この記事では、初心者でも成果を出しやすいビジネス戦略をこっそり教えます。

最後まで読めば、「実績がなくても新しいビジネスで成功するコツ」が理解できますよ。

上手な戦い方を習得できれば、この先どんなビジネスをやっても安定して稼ぐことができます。

【本記事の内容】

  • ブルーオーシャン戦略とは何なのか理解できる
  • 戦わずして勝つための戦略がわかる

ブルーオーシャン戦略とは?

ブルーオーシャン戦略とは?

ブルーオーシャン戦略とは、「競争相手のいない領域」で戦うこと
相手がいないので、負けるはずがありませんね。

その一方で、血で血を洗う競争の激しい領域がレッドオーシャン。
レッドオーシャンでは、熾烈な価格競争が繰り広げられており、初心者が立ち向かうにはハードルが高すぎます…。

ブルーオーシャンを見つけることができれば、たとえ実績がなくてもその市場で成果を出せるというわけです。

  • 新しいビジネスにチャレンジしたい
  • 楽して稼ぎたい

こんな人は、後悔しないためにもブルーオーシャン戦略を学びましょう。

詳しくはこの先で説明していきます。

ブルーオーシャン戦略を学ぶには『ズラシ戦略』が最適

ブルーオーシャン戦略に関する本を10冊ほど読みましたが、『ズラシ戦略 今の強みを別のマーケットに生かす新しいビジネスの新しいつくりかた』という本が一番分かりやすかったです。

概要を紹介しておきますね。

読みやすさ
実用性
値段 1,600円(+税)
総合評価
  • 8つの成功事例から学べる
  • 実践のためのガイド付き
  • 貴重な失敗例も紹介

新しいビジネスを始めるうえで、最も重要なのが「市場選択」です。

戦う場所を決めた時点で勝敗が決まると言っても過言ではありません。

「ズラシ戦略」とは、「スキル等を含めた自社の本質的なアセット(資産)を見つめ直し、新たなビジネスを展開して、これまでとは異なる顧客をつかまえること」
引用元:『ズラシ戦略 今の強みを別のマーケットに生かす新しいビジネスの新しいつくりかた

簡単に言うと、「市場選択さえ間違えなければ、今持ってる技術だけで十分戦えるよ」という感じ。

参入する市場を選ぶ際に役立つのが、「顧客をずらす」という考え方。

ズラシ戦略をマスターすると、実績がない新規事業でも十分に結果を出すことができますよ。

『ズラシ戦略』を読んだ感想

ズラシ戦略 今の強みを別のマーケットに生かす新しいビジネスの新しいつくりかた』では、8つのケーススタディから、ブルーオーシャンで一人勝ちするための戦略が学べます。

  1. ボストン・レッドソックス
  2. エイベックス
  3. ミクシィ
  4. 横浜DeNAベイスターズ
  5. 日本交通
  6. ロサンゼルス・ドジャース
  7. ティー・ワイ・オー
  8. ライザップ

番外編として、

  1. アップル
  2. ナイキ

いずれも聞き覚えのある大手企業ばかりですね。

これらの企業が
「なぜ成功したのか?」
「どのような戦略をとり、どんな成功を収めてきたのか」
詳しい事例をもとに紹介。

新しいビジネスで他とは違うフィールドで抜きんでるために、必要な考え方や戦い方が学べます。

すでに持っている技術だけで新たな顧客を獲得できるので、非常にコスパのいい戦い方ですよね。

新たなチャレンジをしようと考えている人は、後悔しないためにも読んでおくべき1冊。

事例で学ぶブルーオーシャン戦略

事例で学ぶブルーオーシャン戦略

ズラシ戦略 今の強みを別のマーケットに生かす新しいビジネスの新しいつくりかた』で紹介されている8つの成功事例の中から、3つだけ紹介します。

全てをお話しすることはできませんが、特に大事だと思った考え方や戦い方をまとめました。

事例➀:ミクシィ

ミクシィは、自社の強みを見つめなおし、ターゲットをちょっと「ずらす」ことで見事ブルーオーシャンで勝利を収めました。

経緯を簡単にまとめると、

  1. 2004年『mixi』を世に送り出し、SNSの先駆け的存在に
  2. 2008年Facebookなど多様なSNSの普及により衰退
  3. 2013年スマホアプリ『モンスターストライク』で大成功

ミクシィはもともと口コミを含めたマーケティングを得意としていました。まさに『mixi』がそうでしたね。

この強みを活かして、「実際にあって遊ぶ対面型ゲーム」を戦略的に開発することで、顧客を「ずらす」ことに成功したわけです。

事例➁:日本交通

日本交通は、「同業他社を顧客にする」というブルーオーシャン戦略で成功を収めました。

  • タクシー配車アプリを開発し、同業他社を登録させる
  • ドライブレコーダー・タブレット型決済端末を開発し、同業他社に販売

「タクシー会社の顧客はタクシーを必要とする人」という常識を覆す、まさに画期的なズラシ戦略。

日本交通のように、もともと持っていなかったスキルを獲得し徹底するというのも、ブルーオーシャンを見つける方法の一つです。

事例➂:ライザップ

ライザップは事業の根幹を変えることなく、ターゲット顧客を「ずらす」ことでブルーオーシャンにたどりつきました。

ライザップの事業の根幹は、「人は変われる。を証明する」こと。これをもとにして、「やり方」×「努力」で結果が出やすい分野を攻めたわけです。

結果として、ダイエットやボディメイクの分野から、ゴルフや英語、料理などの分野でも新たな顧客を獲得しました。

ブルーオーシャン戦略は、こんなときに役立つ

なぜ、ブルーオーシャン戦略が大事かというと、

  • 新しいビジネスを始めるとき
  • 実績はないけど戦わなければならないとき

に非常に役に立つからです。

新しいビジネスを始めるとき

新しいビジネスを展開するときには、「どこで戦うか」が非常に大切になります。

レッドオーシャンに突撃すると、成果が出ずに消耗するだけ。

どんな分野もメジャーどころはすでに飽和状態に近いため、これからの時代は最初からブルーオーシャンを狙って展開していくべき。

なお、さまざまなビジネス戦略を学ぶ手段として、まずは読書がおすすめです。

「本で基礎を学びたい!」という人に向けて書いた記事をのせておきます。よかったらどうぞ。
<<【初心者向け】マーケティングが学べるおすすめ本5選【厳選しました】

実績がなくても戦える

どんな人もはじめは実績ゼロですが、ブルーオーシャン戦略をとることで、最短最速で結果が出せます。

「頑張ってるのに報われない」というのが一番つらいですよね。はじめは小さくてもいいので、目に見える結果を出すべきです。

ブルーオーシャンで小さな成果をコツコツ積み上げることが、後に大きな成果につながります。

※補足
余裕のある人は、マネーリテラシーも高めておくと良いです。同じようなことをした場合でも、マネーリテラシーが高い人と低い人では、「お金」の面で大きな差が生まれます。

下記の記事で紹介している3冊だけでも読んでおくと、マネーリテラシーの基礎は身につくかと思います。

マネーリテラシーが高い人のブルーオーシャン戦略は、控えめに言って最強。

<<【初心者向け】マネーリテラシーを高めるために読むべき本3冊【厳選しました】

【まとめ】ブルーオーシャン戦略で、かしこく戦おう!

【まとめ】ブルーオーシャン戦略で、かしこく戦おう!

まとめると、

インターネットの普及により、時代の流れが激しく変化する現代だからこそ、「どこで戦うか」が重要になります。

これからに時代を乗り切るために、間違いなく重要なことなので、しっかりと理解しておきましょう。

ビジネス書は紙の本で読むことをおすすめしますが、電子書籍が好きな人のために関連記事をのせておきますね。

<<電子書籍に最適なタブレットを5種類比較した。おすすめはコレです。

今回は、以上です。ありがとうございました。