読書のメリットって、何でしょうか?
小さいころに学校の先生や親から本をたくさん読みなさいと言われたことのある方も多いと思います。しかし実際は、本をたくさん読んだからって何かが変わるわけではないですよね。
この記事では、読書の目的・メリットと20代の僕が自信をもっておすすめできる本を紹介します。これからの読書ライフをより良いものにするために参考にしていただけると嬉しいです。
読書の目的は2種類ある
読書をする目的は、大きく分けて2種類あると思います。
娯楽としての読書
読書をする目的の1つ目は、「純粋に本を読むのが好きだから」というものです。
- 小説の世界に入り込み、夢中になる
- 好きな人物の伝記を読む
- 自己啓発本を読んで何となく前向きな気持ちになる
- 特に理由もなく、話題のビジネス書などを読んでみる
などなど、理由は他にもたくさんありますが、これらはすべて娯楽としての読書と言えます。読書好きな方ならわかると思いますが、上記のようなときって、なんだかワクワクした気持ちになりますよね。
娯楽としての読書は現実世界から空想の世界へと連れて行ってくれます。そのため、現実世界でのストレスが軽減されたり、リラックス効果などもあると言われています。
成長するための読書
読書をする2つ目の目的は、「自分が成長するため」です。
- 分からないことがあるから本を読んで調べる
- 興味のある分野について知りたいから本を読む
- 実用書を読み、日常生活で役立てる
- ビジネス書を読み、新たな発見をして行動する
上記のような場合、読書は自分が成長するための手段にすぎません。欲しいものを手にするための行動につながるような読書が、成長するための読書です。
成長するための読書では、読み手は現実を直視しており、場合によってはストレスがかかることもあります。非常に能動的で、最終的には行動につながるというのがポイントです。
娯楽としての読書も良いですが、私たちが本当にやらなければならないのは成長するための読書ではないでしょうか?
成長するための読書をするメリット
成長するための読書には、大きなメリットが3つあります。
知識が増える
分からないから調べるというときの読み手は能動的であり、知識の吸収効率が非常に高くなります。そのため、成長するための読書を続けていると、膨大な量の知識を得ることができます。
これは人生のどのステージにおいても大きなメリットではないかと思います。
新たな発見がある
成長するための読書をしているときは、新たな発見にも敏感になります。思いもよらぬところから画期的なアイデアを得て、それが行動につながり物事が上手くいったという経験がある方も多いと思います。
知りたい情報や欲しいものを得るために読書をしているときは、行動に移すまでのハードルが低くなっていることが多いです。そのため、いいアイデアに出会うと本を放り出してすぐに行動したくなるという気持ちになりやすい傾向にあります。
本質を見抜く力がつく
個人的には、これが一番大切なことではないかと思っています。
1冊のビジネス書や実用書の中で、本当に大切な情報はその本のページ数の10%程度しかないと言われています。つまり、残りの90%はそれほど重要ではない情報というわけです。
自分の本当の目的は他にあって、読書はそれを得るための手段に過ぎないのであれば、なるべく短時間で重要な情報を得たいですよね。この10%を瞬時に見抜く力があれば、人生イージーモードになると思いませんか?
大切な10%の情報、すなわち本質を見抜く力をつけるためには、やはり成長するための読書を続けるしかないと思います。
20代の私が読んでよかったと思った本
私は毎月10冊くらいは本を読んでいます。ちなみに現在では、
娯楽としての読書:成長するための読書=3:7
くらいの割合です。成長するための読書だけでは疲れてしまうので、たまには娯楽としての読書の良いのではないかと思っています。
そんな私が20代で出会えて本当に良かったと思う本を3冊紹介します。
アミ 小さな宇宙人/エンリケ・バリオス 著
”本当の愛”について書かれた物語です。
読み進めるほど、心がキレイになっていくような感覚になりました。普段はなかなか味わうことのできない、心の底からの充実を味わうことが出来ます。
性別・年齢を問わず、すべての人に読んでほしい1冊です。
チーズはどこへ消えた?/スペンサー・ジョンソン 著
1時間ほどで読める本なので、忙しくて時間がないという方にもおすすめできる本です。
物語が進むにつれ、なんだかワクワクしてきて、今すぐにでも何か行動したい気持ちになりました。新しいことを始める時に一歩踏み出す勇気をくれる本です。
ブチ抜く力/与沢 翼
私が一番尊敬している方の本です。ジャンルを問わず、ブチ抜いた結果を出すための方法が書かれています。
具体的な行動が示されたCheck Pointもついているので、読んだらすぐに具体的な行動ができるというのも、この本のおすすめポイントです。
まとめ
- 読書の目的は大きくわけて2種類ある。娯楽としての読書と成長するための読書。
- 成長するための読書をすると、知識が増え、新しい発見があり、本質を見抜く力がつく
読書というのは、人生を充実したものにするための最高の手段だと私は思います。娯楽としての読書、成長するための読書、それぞれにメリットがあり私はどちらも素晴らしいものだと思います。
これからの読書ライフをより良いものにするために、参考にしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。