『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』のレビュー記事です。
感想を一言で言うと、
でした。
この記事では、『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』の中でも、特に大事だなと思う部分を引用しながら紹介(ネタバレ注意!)。
仕事に追われ、忙しいと嘆く現状を打破します。
『エッセンシャル思考』の概要
有効性 | |
再現性 | |
総合評価 |
要約すると、「無駄な仕事を捨てて、本質的なことに取り組もう」という本。本当に重要なことを見極め、それだけに集中する方法が書かれています。
普通の会社員が実践するには少し難しいかもしれませんが、できることから1つずつやっていけば間違いなく人生が好転します。
『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』の中で、特に重要だと思った4つの考え方を紹介。
成功のパラドックス
どういうわけか、会社でも学校でもこんな人が多いのが現状。なぜかと言うと、
- まじめな人ほど物事にまっすぐ取り組む
- 「この人なら頼れる!」と信頼される
- 仕事を振られる、優秀だからできちゃう
- 自分が本当にやるべきことができない
- 破滅
こんな感じ。
「成功したから失敗する」というのは、本当によくあります。
調子がいいときこそ、本当に大事なことだけを選択する力が必要ですね。
「選ぶ」ことを選ぶ
あなたも心当たりがあるかと思います。僕も読んでてヒヤッとしました(笑)
なぜか日本では、「我慢」が美徳とされていますよね。でも、ときには大胆に切り捨てることも大切です。
ここで1つ重要な法則を紹介。
80:20の法則とも呼ばれます。要は、ほとんどあらゆるものは徹底的に無価値だということ。
努力量と成果は比例しません。本当に重要な20%だけに集中しましょう。

上手に「NO」と言う技術
「断る」ことは非常に重要。基準は、
この本では、90点ルールと呼んでいますが、要は89点以下のことは全部断ってOKということ。
たとえ上司に振られた仕事であっても、90点に達しなければ断ってOK。
それに、優れた人は断られたところで怒ったりしません。なぜなら自分もそうするから。
習慣の力を使う
正しい習慣の重要性は多くの本で語られていますよね。これは疑いようのない事実。
世の中の成功者たちは、凡人の10,000倍くらい作業してますが、これは「習慣の力」を使っているからこそできるわけです。
早いうちから小さな努力を始めてみましょう。最初は辛くても、何度か繰り返すことで脳が慣れます。
マンガでよく分かるエッセンシャル思考

『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』は、約300ページで、けっこうボリュームあります。
グレッグ・マキューン(THIS inc.のCEO)という人が書いた本で、もともと海外の本なので、慣れない人は若干読みにくいかもしれません。
読めるか不安な人は、『マンガでよくわかるエッセンシャル思考』の方がいいかと。
マンガなのでサクッと読めて、直感的に理解できますよ。
『エッセンシャル思考』を読んだ感想
『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』は、間違いなく自分の人生に影響を与えた1冊でした。
おそらく、多くの人が自分の人生を自分自身で選択できていないのではないかと思います。
「学校で勉強ができる人」「職場で仕事ができる人」
こんな人たちが人生に満足しているか?というと、ほとんどの人が「満足していない」と思います。
自分がやるべき最重要項目を見極め、コツコツと努力を積み重ねることが大切。
自分の人生を全力で楽しむと、自然と人もお金も集まってきます。今はそういう時代です。
エッセンシャル思考を身につけて、人生を楽しみましょう!
『エッセンシャル思考』の書評まとめ
この記事では、『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』の重要ポイントを抜粋して紹介しました。
まだまだ他にも、生きるうえで大切な思考法が書かれているので、気になる方は一度読んでみてください。
普段本を読まない人は、サクッと読めるマンガ版がいいです。
価値観が変わりますよ。