「読書は効果ない」と嘆く人の共通点をまとめました。
- 「自分を変えたい!」と思って毎日読書しているけど、あまり効果がない気がする。
- 確かに知識は増えたし読むスピードも早くなったけど、イマイチ成果が出ていない。
- 読書って効果ないのかな?
こんな悩みを抱える人も多いですが「効果がない読書」などありえないので、その理由を解説していきます。
- 「読書は効果ない」と嘆く人の共通点
- 効果がない読書などありえない理由
- 読書の効果は計り知れない
読書の仕方に不安を感じている人も、この記事を読み終える頃には安心と自信を得られるはず。
より充実した読書ライフの参考までにどうぞ。
「読書は効果ない」と嘆く人の共通点
「読書なんて効果ないよ」と言ってくる人には、いくつかの共通点があります。
- 読書の目的が間違っている
- 読みっぱなしで行動しない
- 読書という行為を神聖視している
皮肉にも、本が好きな人ほど陥りやすい罠もあるので要注意。
順番に解説していきます。
読書の目的が間違っている
読書の目的は、大きく分けて2種類あります。
- 娯楽としての読書
- 仕事のための読書
一番よくないのが、仕事で成果を出すために「娯楽としての読書」をしてしまう人。
これでは仕事で成果が出るはずもないし、本を読むこと自体も楽しめません。
読書の目的を明確にしないせいで、人生を変える良書に出会うチャンスを逃す人は意外に多いです。
読みっぱなしで行動しない
特に「仕事のための読書」をする場合に多いのが、本を読みっぱなしで行動しない人。
いくら知識が増えたところで、自分自身が動かなければ現実は1ミリも変わりません。
「仕事のための読書」の場合は、量より質にこだわりましょう。もっと言えば、質より行動が何倍も大事です。
知識100・行動力1の人より、知識10・行動力10の人の方が仕事で成果を出しやすいのは火を見るよりも明らかですよね。
読書という行為を神聖視している
これも意外に多い罠。読書という行為自体を神聖なものと捉えてしまうと、現実とのギャップに絶望します。
「本を読めば人生が変わる」
「読書すれば全てがうまくいく」
こんな発言を繰り返す成功者もいますが、そんな簡単な話じゃないよ(笑)ってことです。
読書というのは特別なことでもなんでもなく、生きるうえでごくごく当たり前のことだと考えると、過度な期待を防げます。
効果がない読書などありえない理由
「読書は効果ない」と嘆く人の共通点について書いてきました。
しかし実際には、「効果がない読書などありえない」ということが、科学的に証明されています。
記事の後半では、読書という行為自体から得られる恩恵についてまとめました。
読書自体にストレス軽減効果がある
本を読むことの最大のメリットは、ストレスを軽減してメンタルを安定させること。
ミシガン大学の研究によると、わずか30分間だけ外界からの刺激を遮断して読書するだけで、ストレスが68%減少することが証明されています。
たった30分の読書で、あなたが抱えるストレスの約7割が解消するわけです。これだけでも本を読まない理由がないですよね。
「読書力」が身に付く
読書力というと大袈裟ですが、要は「文字を読んで著者の伝えたいことを理解する」という能力のこと。
これほどSNSが普及した現代において、文字から相手の気持ちを読み取る能力が重要なのは言うまでもありません。
ただし、これは一朝一夕で身に付く力ではないと言うのも事実。だからこそ、若いうちから本を読む癖をつけておくと、後々の人生で有利になるというわけです。
「読書力」があなたの人生において大きな資産になることは間違いありません。
継続することで自己肯定感が高まる
読書の効果は、指数関数的に高まっていくもの。継続すればするほど、得られる恩恵も大きくなります。
これまで述べてきた「ストレス軽減効果」や「読書力」に加えて、継続することで「自己肯定感」も高まります。
自分に自信がない…と悩む人は、まずは1日30分だけ本を読む習慣を作ってみてはどうでしょうか。
何も紙の本でなくとも、「kindleunlimited」や「Audible
」で充分です。とにかく毎日コツコツ続けることが大切。
読書の効果は計り知れない
「読書は効果ない」と嘆く人の共通点と、効果がない読書などありえない理由について紹介しました。
世の中の成功者たちが口を揃えて言うように、本から得られる恩恵は計り知れません。
参考までに、社会人1年目の僕が「読んでよかった」と心から思える本をまとめた記事をのせておきます。
何を読めばいいかわからない…という人は、この記事で紹介した9冊の中から選んでみるといいですよ。
では、素敵な読書ライフをお過ごしください。