社会人1年目におすすめの本【面白くて役に立つ名著9選】

社会人1年目の僕が、「これは面白い」、「役に立った」と思う本を紹介します。

    本記事はこんな人におすすめ

  • 社会人になり将来について考えるようになった
  • 自分の力で生きていかなければならないという現実に、焦りや不安を感じる
  • 「若いうちにたくさん本を読んでおけ」と言われたけど、何を選べばいいか分からない

学生時代からたくさんの本を読んできた僕が、社会人になって読んでよかったと思う本をまとめました。

社会人1年目におすすめの本を選ぶ基準

社会人1年目におすすめの本を選ぶ基準
社会人1年目におすすめの本を選ぶうえで基準にしたのは下記の3つ。

  • 純粋に物語が面白い
  • 仕事やプライベートで役に立つ
  • 小手先ではなく、本質を学べる

学生時代から読書量は多い方でしたが、社会人になって改めて本を読むことの大切さを感じました。

実際に読んだ本の中から、ジャンル別におすすめランキングTOP3を紹介します。

社会人1年目におすすめの本

社会人1年目におすすめの本
小説、ビジネス書、自己啓発本の順番で紹介していきます。

小説3選

まずは社会人1年目におすすめの小説を紹介します。

小説を読む最大のメリットは、心に余裕が生まれること。

慣れない暮らしに疲れを感じる人は、とりあえずゆっくり腰を下ろして小説でも読みましょう。

ゴールデンスランバー|伊坂幸太郎

読みやすさ 5
実用性 3.5
満足度 4.5
  • 手に汗握るスリリングな展開に釘付け
  • 最後まで一気に読める長編小説
  • 伊坂史上、最高傑作

「一番好きな小説は?」と聞かれたら、迷わず『ゴールデンスランバー』と答えてしまう。それくらい大好きな一冊です。

伊坂作品は、デビュー作の『オーデュボンの祈り』から現在に至るまで、ほぼ全て読んできましたが、ゴールデンスランバーを超えるものはないんじゃないかと思います。

テンポよく物語が進んでいくので、読んでいて心地いい。本に馴染みがない社会人にこそ、手に取ってみて欲しい小説です。

すべてがFになる|森博嗣

読みやすさ 5
実用性 3.5
満足度 5
  • ミステリー小説の記念碑的作品
  • 理系出身ならハマるはず
  • 物語終盤の爽快感がGOOD

森博嗣さんの衝撃的デビュー作。ミステリー小説の定番と名高い一冊です。

孤高の天才・真賀田四季を中心にして繰り広げられる不可思議な密室殺人。

現代ミステリー小説の礎を築いたといっても過言ではない作品です。

アルケミスト|パウロ・コエーリョ

読みやすさ 4
実用性 4.5
満足度 4.5
  • 読むたびに感じ方が変わるという不思議な小説
  • 羊飼いの少年が、旅をする中で人生の知恵を学んでいく
  • 人生の節目ごとに読み返したい一冊

世界的な大ベストセラーということもあり、知っている人も多いんじゃないかと思います。

羊飼いの少年サンチャゴが、長い旅の中で「よりよい生き方をするために大切なこと」を学び成長していく物語です。

短い物語の中には、読みながらハッとするような人生の本質が散りばめられています。

社会人1年目になり、ようやく自分の足で人生を歩み始めた人にこそ、ぜひ読んでみてほしい本です。

ビジネス書3選

続いて社会人1年目におすすめのビジネス書を紹介します。

まずはどんな世界にも通用する基本を身につけるのが大切だと思っているので、そういうことを学べる本をまとめてみました。

超習慣術|メンタリストDaiGo

読みやすさ 5
実用性 5
満足度 5
  • 社会人1年目で読むべきビジネス書No.1
  • 良い習慣を身につけ、悪い習慣を断つ
  • 毎日を効率よく過ごせるようになる

「社会人1年目で最初に読むべきビジネス書は?」と聞かれたら、「メンタリストDaiGoさんの『超習慣術』ですね」と答えます。

意外と知られていませんが、人生の約50%は無意識の習慣的な行動で占められています。つまり、良い習慣を身につけるだけで、あなたの人生の半分が良いものになるわけです。

新しいことを始めたり、苦手を克服するためには「習慣の力」を利用するしか方法はありません。一度は読んでおくべき本だと思います。

LIFE SHIFT(ライフシフト)|リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット

読みやすさ 3.5
実用性 4.5
満足度 4.5
  • 誰もが100年生きうる時代のバイブル
  • 働き方、学び方、結婚、子育てのすべてが変わる
  • 100年時代における戦略的な人生の設計書

人生はより長く、健康になる。一見すると素晴らしいことのようですが、戦略的に生きなければ破滅へ向かうというのも事実。

これまでは40年の労働で老後の20年をカバーできればよかった。しかし人生100年時代においては、40年の労働で35年をカバーしなければならない。

給料を2倍にするか、生活費を半分にしなければ、これまで通りの生活を継続するのは難しいということ。

数十年単位で生き方の調整が必要な現代において、早い段階で読んでおきたい本ですね。

本書をすでに読んでしまったという人は『ワーク・シフト』も読むことをおすすめします。これからの生き方を学んだ後は、未来の働き方を学びましょう。

人を動かす|デール・カーネギー

読みやすさ 4
実用性 4
満足度 4
  • 人を動かすための大事な原則を習得できる
  • 小手先ではなく相手と互いに高め合うためのふるまいを学べる
  • あらゆる人間関係に使える世界的名著

多くの経営者や著名人の愛読書として人気の本です。

実益や向上心のために、本書を手に取る人が多いですが、それらを満たしてあまりあるものを与えてくれる一冊。

贈り物にする人も少なくないようで、人間関係に悩む家族や友人へのプレゼントにもおすすめです。

デール・カーネギーの著書として『道は開ける』もおすすめです。

自己啓発本3選

最後に、社会人1年目におすすめの自己啓発本を紹介します。

自己啓発本というと身構える人もいますが、生きるうえで本質的に大切なことを学べるので、なるべく早いうちに読んでおくべきかなと思います。

チーズはどこへ消えた|スペンサー・ジョンソン

読みやすさ 5
実用性 4.5
満足度 5
  • 新たな一歩を踏み出せずにいる人が読むべき本
  • 1時間ほどでサクッと読める
  • 一生ものの考え方が身に付く

世界の優秀なビジネスマンの間でも人気の一冊。特に20代の新社会人にはぜひ読んでいただきたい良書です。

本書における「チーズ」とは、人生において多くの人が追い求めるシンボルのようなもの。

2匹のネズミと2人の小人がチーズを求めて迷路を彷徨うストーリー。状況の変化にいかに対応すべきかを学べる本です。

『チーズはどこへ消えた?』の続編である『迷路の外には何がある?』も合わせて読むと、より理解が深まりますよ。

7つの習慣|スティーブン・R・コヴィー

読みやすさ 4
実用性 4.5
満足度 4.5
  • 7つの習慣とは人格を磨くための原則を形にしたもの
  • 「私的成功」から「公的成功」への流れが理解できる
  • 人生の節目ごとに読み返したい本

世界的な名著であり、自己啓発本としては日本で最も有名といっていい本の一つ。

表面的なテクニックによる成功ではなく、人間の内面にある人格的な部分を磨くことで真の成功を得ようとするのが本書の目指すところです。

本書を人生のバイブルとする社会人も多く、それだけ内容の充実した一冊。

フランス人は10着しか服を持たない|ジェニファー・L・スコット

読みやすさ 4.5
実用性 5
満足度 5
  • 日常のなかに、ささやかな喜びを見出せるようになる
  • 上品な暮らし方を学べる
  • 1日を大切に生きようと思える

個人的には一番好きな本で、すでに3回くらい読み返しています。

典型的なカリフォルニアガールの主人公が、パリの由緒ある貴族の邸宅で過ごす中で「暮らしの質」を高める秘訣を学んでいく物語。

この本を読んでから、毎日を「特別な日」のように生きようと思えました。心から満足できる人生を送りたい人に読んで欲しい一冊です。

社会人1年目におすすめの本まとめ

社会人1年目におすすめの本まとめ
社会人1年目におすすめの本を紹介しました。気になる本はあったでしょうか?

変化の激しい現代では、無事に就職できたからといって油断できません。社会人になっても毎日コツコツ勉強していくことは必須事項です。

「勉強しろと言われても、何をどうすればいいかわからない」という人は、読書から始めてみるのがおすすめ。

今の時代、本を買うためにわざわざ書店にいかなくても、Amazonとかで手軽に買えます。いろんなジャンルの本を読む中で、あなたが本当にやりたいこと・知りたいことを見つけていきましょう。

本記事で紹介した中から、まずは一冊だけでも読んでみてください。どれも自信を持っておすすめできる本なので、あなたの人生に良い影響を与えてくれると確信しています。