『アイデアのつくり方』(ジェームス・W・ヤング)のレビュー記事です。
本書から学んだ教訓を、超簡潔にまとめました。
この記事を読み終わった瞬間から行動に移せるように、分かりやすく解説していきます。
『アイデアのつくり方』の具体的な実践手順
【結論】以下の手順で行動すればOKです。
- とにかくたくさんインプット
- 要素同士のつながりを考え抜く
- 考えることを放棄・何もしない
- ひらめく
- アイデアを具体化する
アイデアが生まれるプロセスは、上記の通りです。
もうすでに理解できた方は、早速実践に移りましょう!
とはいえ、さすがに抽象的すぎるので、もう少し詳しく解説しますね。
『アイデアのつくり方』第一の過程
まずは、アイデアの要素となる情報をひたすらインプットします。

はい、ダメです。そんなことで成功出来たら苦労しませんよね。
第一の過程では、
- 特殊知識(物販で稼ぎたいなら、物販に関する知識)
- 一般的知識(世の中の様々な出来事に関する知識)
この2種類の知識を「これでもか!」ってくらいインプットします。
「なぜ一般的知識も必要なの?」
このような疑問を持つ人もいるかと思いますが、深く考えるのは後回しでかまいません。
この段階では、質より量が重要です。手当たり次第に、あらゆる情報を収集しましょう。
第一の過程の目安は2~3日。
『アイデアのつくり方』第二の過程
情報収集が終わったら、紙とペンを用意します。紙は何でもいいですが、7.5cm×7.5cmくらいが使いやすいです。
インプットした情報を一枚の紙に一つずつ書いていきます。どんなに些細なことでもOKです。
書き終わったら、全体を俯瞰してみて、要素同士のつながりを考えます。

それで大丈夫です。
この段階では、よく分からなくても、あなたなりに考え抜くことが何よりも重要。
第二の過程の目安は1~2日。
『アイデアのつくり方』第三の過程
何もしません。寝ましょう。
第一、第二の過程で、問題について徹底的に考え抜いたら、一度その問題から離れる時間を確保します。
この段階では、それまであなたが考えていた問題を、無意識の領域に持っていくことが理想です。
音楽を聴いたり、映画を観たり、想像力をかきたてるような他のことに没頭すると、自然と第四の過程が訪れます。
『アイデアのつくり方』第四の過程
「ひらめき」の過程です。
第一、第二の過程を本気で行った人であれば、ほぼ間違いなく第四の過程を経験することになります。

そんな感覚が突然訪れます。
この過程で最も重要なのは、ひらめいたら必ずメモをとること。
せっかくのいいアイデアも、忘れてしまっては意味がありません。
人間の脳は、物忘れのプロフェッショナルだということをお忘れなく。
『アイデアのつくり方』第五の過程
アイデアを現実世界で具体化していく過程です。
どんなに画期的なアイデアでも、現実世界で役立つ形になっていなければ、ただの妄想にすぎません。
アイデアを「目に見える形」に具体化しましょう。
どんなに小さいものでもかまいません。あなたの貴重なアイデアを、形にしてみてください。
『アイデアのつくり方』の解説|まとめ
アイデアのつくり方を、最後にもう一度まとめます。
- とにかくたくさんインプット
- 要素同士のつながりを考え抜く
- 考えることを放棄・何もしない
- ひらめく
- アイデアを具体化する
この考え方は、あらゆる分野で応用できます。
実際に本を読んでみると、さらに深く理解できますよ。
参考になれば、嬉しいです。