こんな疑問に答えます。
- カフェインの副作用が分かる
- カフェインの正しい摂取量が分かる
コーヒーに含まれることで有名な「カフェイン」。眠気覚まし・脂肪燃焼など、魅力的な効果が有名ですよね。
しかし、一方で副作用の方はあまり知られていません。カフェインの副作用って聞いても「……え、何だろう…??」となる人がほとんど。
この記事では、カフェインの副作用について紹介します。素晴らしい効果をもつカフェインですが、摂取量を守らないと「カフェイン中毒」に…!
意外と知られていませんが大事なことなので、これを機会にしっかりと理解しておきましょう。
カフェインの副作用とは
この記事では、カフェインの副作用を5つ紹介します!
カフェインはコーヒーやお茶などに含まれる物質で、眠気覚まし・ダイエット効果を求めて飲む人が多いですよね。
普通に飲む分には問題ないのですが、やはり摂りすぎは体によくありません。
カフェインはドラッグ!?副作用に注意!
純粋な100%カフェインを見たことがあるでしょうか。
「カフェインそのもの」を見る機会って、なかなかないですよね。僕も一回しか見たことがありせん。
意外と知られていませんが、実はカフェインって真っ白い粉なんです。
パッと見た感じでは「あぶないクスリ」のように見えますが、まさにその通りで、カフェインは正しい摂取量を守らないと副作用があらわれます。
カフェインの副作用一覧
カフェインの副作用をざっとあげてみます。
- 頭痛
- 動悸
- 不整脈
- 胎児に悪影響
- 眠れない
どれもおそろしいものばかりですね…。
なぜ、このような副作用があらわれるのか、順番に説明していきます。
頭痛
頭痛は、カフェイン中毒の典型的な症状。まずは下記をご覧ください。
驚くことに、カフェインはアデノシンのふりをしてアデノシン受容体と結合できるのです!
このため、コーヒーを飲むと「眠気が覚める」「集中力が高まる」ということが起こります。
コーヒーを習慣的に飲んでいる人は、上記のような状態が「当たり前」になっています。
カフェインの摂取をやめた途端、アデノシンが受容体に一気に結合するため、不安やイライラ、頭痛などの症状が出るという原理です。
動悸
動悸は、急性カフェイン中毒でよく見られる症状。
一度に大量のカフェインを摂取すると、心臓がバクバクして、苦しくなることがあります。
コーヒーを飲んで動悸を感じたら、すぐに飲むのをやめて安静にしましょう。
カフェインのはたらきを直接抑える薬はないので、対症療法をとることが多いです。
長時間立っても動悸が収まらない場合は、近くの病院で診てもらうことをおすすめします。
不整脈
不整脈には、脈が速くなる「頻脈」、遅くなる「徐脈」など、いくつか種類があります。
なかでも注意すべきは、頻脈性の不整脈である「心室細動」という状態。
主な症状として、動悸やめまいなどがあります。
- 手首の親指側を触り、10秒間脈をとります
- 脈が不規則な場合は、不整脈の可能性あり
- 正常な場合は、一定のリズムで1分間に60~100回程度
カフェインの取りすぎで不整脈になることがありますが、自覚症状があらわれないことも多いです。
胎児に悪影響
妊娠している女性は、カフェイン摂取を控えましょう。
カフェインを取りすぎると、胎盤に流れる血液が減少します。このため、赤ちゃんに行くべき酸素や栄養が低下してしまうからです。
おそろしいことに、赤ちゃんが不整脈を起こすこともあります。
赤ちゃんを守るためにも、妊娠中はカフェインを取らないようにしましょう。
<<【デカフェとは】カフェインほぼゼロでもおいしいコーヒーを紹介!
眠れない
カフェインは早く体に吸収され、外に出るのも早い物質です。そのため、カフェインが原因で不眠症になるということはありません。
しかし、さすがに寝る前にコーヒーを飲むと眠れなくなります。
カフェインは摂取してから8~10時間後には約75%が体の外に出ているので、昼過ぎくらいまでなら特に問題なく飲んで大丈夫。
夜になって、どうしてもコーヒーが飲みたくなったときは、カフェイン含有量の少ないコーヒーを選びましょう。
カフェインの正しい摂取量
1日あたりのカフェイン摂取量は下記を目安にすると良いです。
- 大人:400mg未満(3~4杯未満)
- 妊婦:200mg未満(1~2杯未満)
また、急性カフェイン中毒をふせぐために、1回あたりの摂取量は200mg未満(1~2杯未満)にすると安心。
コーヒーの致死量はおよそ100杯ですが、それ未満でも飲みすぎるとカフェイン中毒のおそれがあります。
カフェインの取りすぎには注意しましょう。
カフェインの副作用【まとめ】
記事の内容を簡単にまとめます。
- カフェインを取りすぎると頭痛・動悸などの副作用がある
- 大人の場合、カフェインの正しい摂取量は400mg/日未満
正しい摂取量を守って良いコーヒーライフをお過ごしください。
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今回は、以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。