こんな疑問に答えます。
- コーヒーを飲むと感じる頭痛や吐き気の原因が分かる
- 頭痛・吐き気が起こったときの具体的な対策が分かる
- 頭痛や吐き気を気にせず飲めるコーヒーが分かる
「コーヒーを飲んだら頭痛・吐き気が…」
このような経験ありますよね。実際に僕も、コーヒーが原因で頭がいたくなったり、気持ち悪くなったことが過去に何度かあります。
この記事では、コーヒーによる頭痛や吐き気の原因とその対策について紹介します。
「体質によるものだから仕方ない」とあきらめてしまうのはもったいない!
飲み方を改善することで、安心しておいしいコーヒーを楽しみましょう。
コーヒーを飲んだら頭痛・吐き気が…。原因と対策は?
コーヒーを飲んで頭痛や吐き気を感じる人は少なくありません。実際に僕も何度か経験があります。
原因は、下記2パターンに分けられます。
- コーヒーの飲みすぎ
- カフェイン離脱(←聞き慣れない言葉ですが、後で詳しく説明します)
頭痛や吐き気の原因によって対策も異なってくるので、まずは原因をはっきりさせることが大切。
【原因➀】コーヒーの飲みすぎで頭痛・吐き気を感じる場合
1日に3杯以上のコーヒーは、片頭痛の原因となるおそれがあります。
片頭痛とは、ズキズキと脈打つような頭痛が繰り返し起こるもの。15歳以上の人で多く、特に10代から50代の女性でよく見られる症状です。片頭痛の原因は、まだはっきりしていませんが「脳血管の収縮・血管周囲の神経が刺激される」などの原因が考えられます。
コーヒーには「カフェイン」という物質が含まれています。カフェインには、主に下記のような作用があります。
- 利尿作用
- 脂肪燃焼作用
- 脳細動脈収縮作用
- 中枢神経興奮作用
「脳細動脈収縮作用」「中枢神経興奮作用」
この2つが片頭痛の原因だという説が有力です。
コーヒーをいつも以上にたくさん飲むと、カフェインの作用が強くあらわれるので、飲みすぎには注意が必要。
【原因➁】コーヒーを飲むのを止めた途端に頭痛・吐き気を感じる場合
原因➀とは逆で、コーヒーを飲まなくなった途端に頭痛や吐き気を感じるという人もいます。
これは、「カフェイン離脱」という状態です。
長期間、毎日カフェインを摂取していた人が突然カフェイン摂取をやめると生じる症状。「頭痛、倦怠感、不快、集中できない」などの症状が代表的。再びカフェインを摂取すると、30~60分ほどで速やかに症状が軽減するという特徴があります。
最近では、若者の間でカフェインを多く含むエナジードリンクがよく飲まれており、カフェイン離脱はより身近なものとなりました。
カフェイン離脱の症状は軽度から重度までさまざまで、日常生活に支障をきたす場合もあるので注意が必要。
頭痛・吐き気を感じたときの対策3つ
コーヒーによる頭痛や吐き気の具体的な対策を3つ紹介。原因によりとるべき対策は異なります。
- 飲む量を基準値以下にする
- デカフェコーヒーに切り替える
- カフェイン摂取量を徐々に減らす
コーヒーの飲みすぎが原因のとき
コーヒーの飲みすぎが原因の場合は、飲む量を減らしたり、デカフェコーヒーに切り替えると良いです。
普段あまりコーヒーを飲まない人が、ある日突然4杯も5杯もコーヒーを飲むと、頭痛や吐き気の原因になります。1日に飲む量は、1~3杯くらいに抑えておくと安心。
そういうときは、デカフェコーヒーを飲みましょう。
通常のカフェインを含むコーヒーから、有機溶媒抽出、二酸化炭素抽出などの方法により、カフェインを取り除いたコーヒーのこと。
最近では、デカフェでも通常のコーヒーと同じくらいおいしい商品も増えてきました。
デカフェコーヒーは、通常のコーヒーと比べて苦味が少ないという特徴があり、好んでデカフェを選ぶ人もたくさんいます。
デカフェコーヒーについては、下記の記事で詳しく説明しているので、あわせてご覧ください。
<<【デカフェとは】カフェインが苦手でも楽しめるおいしいコーヒーを紹介
カフェイン離脱が原因のとき
カフェイン離脱が原因の場合は、カフェイン摂取量を徐々に減らすのが効果的。
注意すべきは、
ということ。
カフェイン摂取をゼロにすると、「アデノシン」という化学物質がカフェインと拮抗することなく、脳の受容体に一気に結合するため、激しい頭痛の原因に。
詳しくは下記の記事を読んでいただければ分かるかと思います。
<<カフェインの副作用とは【実はドラッグ!?摂取量に注意!】
頭痛薬としても使われているカフェインですが、一歩間違えると逆に頭痛を引き起こす原因にもなるので気をつけましょう。
頭痛も吐き気も気にせず飲めるコーヒーを紹介!
これまで述べてきたように、コーヒー自体が頭痛や吐き気を引き起こすわけではなく、「カフェイン」という物質が原因となります。
よって、頭痛や吐き気を心配することなく、安心してコーヒーを楽しむためには、「カフェインが少ないあるいは含まないコーヒー」を飲めばよいということになります。
- カフェイン含有量が少ない
- 万人受けする飲みやすい味
- 値段がお手頃
上記3つを満たす安心・安全なコーヒーを紹介します。
安心して飲めるコーヒー【ベスト3】
第1位 マウントハーゲン
デカフェコーヒーとは思えないほど深い味わい。第一位は間違いなくコレです。
カフェインを取り除く工程で、コーヒーの旨み成分も失われることが多いのですが、マウントハーゲンのデカフェコーヒーはとてもおいしい。
僕は通常のコーヒーとは別で、マウントハーゲンのデカフェコーヒーを常に2~3本ストックしています。寝る前に飲むと睡眠の質が高まるという研究結果もあるので、気になる方は是非どうぞ。
第2位 ネスカフェゴールドブレンド
ネスカフェゴールドブレンドは、日本人好みのコーヒーで、誰でもおいしく飲めると思います。
ネスカフェといえば「バリスタ」とか「ドルチェグスト
」などの家庭用コーヒーメーカーが有名ですよね。
大手メーカーなのも安心できるポイント。
第3位 イリー
エスプレッソが好きな人は、イリーのデカフェコーヒーが口に合うかと思います。エスプレッソ独特の深い香りとコクが特徴的。
デカフェエスプレッソってあまり種類がないですが、その中でもイリーはトップクラスにおいしい。
【まとめ】コーヒーの飲み方を改善して頭痛や吐き気とサヨナラ!
- コーヒーの飲みすぎによる頭痛・吐き気を感じたら、飲む量を減らそう
- カフェイン離脱の場合は、徐々に摂取量を減らすことが大切
- デカフェコーヒーは頭痛や吐き気からあなたを守る
コーヒーの正しい飲み方を理解して、頭痛・吐き気を解消しましょう!
参考になれば、嬉しいです。