こんな疑問に答えます。
- サードウェーブコーヒーとは何なのか分かる
- コーヒーの歴史が分かる
コーヒーを愛する僕が、サードウェーブについて説明します。
時代背景を知ったうえでファーストウェーブ、セカンドウェーブと比較すると、コーヒーの歴史が見えてきて面白いですよ。
サードウェーブについて知っておくと、コーヒーがより好きになるだけでなく、友達にドヤ顔できるというメリットもあります。笑
サードウェーブコーヒーとは?
サードウェーブとは、
です。
昔から多くの人々に愛されてきたコーヒーですが、時代によって人々の好みも異なります。
コーヒーの歴史を振り返ってみると、これまでに3回ほど人々の楽しみ方が大きく変わりました。それぞれ、ファーストウェーブ、セカンドウェーブ、サードウェーブといいます。
1990年代から始まったサードウェーブでは、コーヒーの製造過程から飲み方に至るまで、一連の流れが注目されるようになりました。
これと同時に、豆の原産地やコーヒーの淹れ方にこだわる人が急激に増えました。
コーヒー豆はどこで育ったのか、だれが育てたのか、どのように運ばれてきたのか、だれが焙煎したのか、どのように淹れるのか…
コーヒーという飲み物自体への興味関心が強まります。
最近では、自宅でも高品質なスペシャルティコーヒーを厳選された器具により、ハンドドリップで淹れる人が増えてきました。
コーヒーメーカーは豆の挽きから抽出まで全自動のものが主流となっています。
自宅にいながら、カフェにいるかのような気分を味わえる、ハイスペックコーヒーマシンもだいぶ普及してきました。
サードウェーブ以前のコーヒーについて
サードウェーブ以前にもコーヒーが大流行した時代があり、それぞれ「ファーストウェーブ」「セカンドウェーブ」と呼ばれています。
ファーストウェーブ | セカンドウェーブ | |
---|---|---|
年代 | ~1960年代 | 1960年代後半~ |
時代背景 | インスタントコーヒーが流行し始める | スタバなどのコーヒーショップが展開し始める |
コーヒーの味 | 味は薄く酸味が強め | コクが深いもの、甘い風味のコーヒーも登場 |
特徴 | 砂糖やミルクで好みの味に調えるので、コーヒー自体の味よりも大量生産が重要 | 消費者にもコーヒー豆のことや様々な淹れ方が浸透し始めた |
一言で言うと、
ファーストウェーブとは、「消費するためのコーヒー」
セカンドウェーブとは、「楽しむためのコーヒー」
と言えます。
ファーストウェーブで人々が求めたのは、とにかく安くてたくさん飲めるコーヒーでした。
アレンジといっても、せいぜい砂糖やミルクを入れるくらいで、現代のようなおしゃれコーヒーはまだ登場しません。
セカンドウェーブ頃になると、エスプレッソ系ドリンクなどが登場し、人々は様々な飲み方を楽しみ始めます。
コーヒーの飲み方を一通り楽しんだ後は、さらに前段階、すなわちコーヒーの製造過程に注目するようになります。これがサードウェーブですね。
以上のようにして、現代にいたるわけです。
サードウェーブコーヒーとは?【まとめ】
本記事をまとめると、
- サードウェーブとは、コーヒーの真価を味わう時代
- ファーストウェーブは「消費」、セカンドウェーブは「飲むことを楽しむ」
こんな感じ。
サードウェーブという時代の後押しもあり、最近では日本にいながら世界のコーヒー豆を楽しめるショップも増えてきました。
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一昔前では考えられなかったようなことが、可能になりました。本当にいい時代です。
サードウェーブの波に乗って、コーヒーライフをより良いものにしましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。